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内容説明
戦国時代、兵士たちは戦場でどんなおしゃべりをしていたのか? どんな戦い方をしたのか? 信長や家康の本当の姿とは? 主な戦国武将と、それを陰で支えたハイテク集団、忍者、女性たちに焦点をあて、その実像を明らかにする。興味のある項目をランダムに選んでもよし、読み物として全体を通読しても楽しめる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫
1
戸部新十郎先生による戦国時代考証?本であります。全16章で、短いもので10ページ程度、長いものでも30ページ弱。話題は幅広く、織田信長や徳川家康などのメジャー級武将評から、武家の女性たち、商人、お伽衆、はては忍者や土木職人、水軍まで、後ろの話題になるほどディープで濃いものになっていく歴史談義。前半はさくさく読めるのですが、後半は時間がかかってしまいました。内容自体は軍記物語などからそのまま引っ張ってきたような怪しいものも多く、『武功夜話』が一級史料として紹介されていることに時代の流れを感じます。星3つ。2019/01/06